失敗しないPCとその選び方【快適で自由な個人ゲーム制作を】


UnityやUE5とかを快適に動かせるパソコンを使いたい!
でも、どれくらいのPCスペックがあれば良いのか分かりません。
ゲーム制作用パソコンの選び方とオススメを教えてほしいです。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- ゲーム制作におすすめのPCを厳選してご紹介(デスクトップPC / ノートパソコン)
- ゲーム制作用PCの選び方を解説
- ゲーム開発に必要なPCスペック
- ゲーム制作におけるPC性能の重要性
- おすすめできるPCメーカーと購入サイト
本記事の信頼性

この記事を書いている私はゲーム制作歴14年以上です。
手がけた自作ゲームは20作以上で、38万ダウンロード&プレイを突破、ゲームコンテストで7回以上受賞。
仕事としてゲーム制作の講師経験もあり、インディーゲームを開発して販売もしています。
今回は「ゲーム制作におすすめのPC」と「ゲーム制作用パソコンの選び方」を解説します。
ゲーム制作用に限りませんが、パソコンを買うときって悩みますよね。
安い買い物ではないですし、なるべく快適に使いたいと考えるので、選ぶのに結構な時間がかかると思います。

実際、私もパソコンを買うときは、時間をかけて慎重に選んでいます。
パソコンを選ぶときに、あなたは下記のようなことで悩んだ経験はありませんか?
- どれくらいの性能が必要なのか?
- いくらくらいのPCを選べばいいのか?
- どこで購入すればお得なのか?
こういう疑問を抱いたときは、やはり実際に従事している人の意見を参考にしたいものですよね。
昔の私は色々な人に意見を聞いて回っていたのでスゴく大変でした。
そこで今回は、パソコン使用歴とゲーム制作歴ともに13年以上の私が、ゲーム制作に最適なパソコンについて解説していきます。
ちなみに私の経験上、ゲーム制作においてハイスペックPCを選ぶことは非常に重要だと断言できます。
特に「Unity」や「Unreal Engine」等、3Dゲームエンジンを使用する場合に強く実感することになります。

私も昔はUnityの動作が重かったので、当時15万円以上のハイスペックPCに買い替えました。
それからは、それまでのPCとは比べようのないくらい、快適に自由に作れるようになりましたよ。
この記事を読めば、あなたは「作りたいゲームを快適に制作できるパソコン」を必ず知ることができます。
失敗しないPCとその選び方【快適で自由な個人ゲーム制作を】

まず前提として、ゲームを作りたいのならハイスペックPCの購入は必要な投資です。
なぜなら、PCスペックが良いだけであなたのできることが圧倒的に増えるからです。
例えば、UnityやUE4を使った3Dゲーム制作、ゲームに使うムービーの編集などが挙げられます。
こういった負荷のかかる作業は低スペックPCには任せられません。
データの出力中にフリーズしたり、操作にラグが発生したりしてまともに作れなくなってしまうからです。
なので、本気でゲームを作りたくなるほど、どうしてもハイスペックPCが必要になってきます。

でもご存知のとおり、ハイスペックPCは決して安くはありません。
普通のビジネス用PCとは違って、CPUやGPUといったパーツに高性能なものが使われているからです。
スペックの良いPCなら10万円以上するのが普通です。
普段から安価なパソコンを使っている方だと「高すぎて手が出せない!」と考えるかもしれません。
でも実は、毎日少し工面していくだけで、あなたはハイスペックPCを必ず手に入れられるようになります。
例えば15万円のPCを3年間使うとすると、1日あたりは137円かかる計算になります。
これはだいたい自販機のドリンク1本分に相当します。
つまり、毎日ドリンク1本分を節約していけば、あなたはハイスペックPCに手が届くようになります。
たとえあなたが学生だとしても、この方法なら十分に手に入れられるはずです。
ハイスペックPCを使っておけば、ソフトの要求スペックが上がる数年後でも十分に機能します。
逆に性能が低いPCで妥協してしまうと、数年後では使い物にならないPCになることもあります。

最初から良いパソコンを使っておくほうが、長い目で見て「損しないで済む」という結果になるわけです。
さて、ゲーム制作用PCについて下記の順番でご紹介していきます。
- 3Dゲーム制作と2Dゲーム制作におすすめのPC
- ゲーム制作に必要なPCスペック
- PCスペックの重要性
- おすすめのメーカーと購入サイト
ゲーム制作の種類別でオススメPCを紹介

まずは、オススメのPCを「3Dゲーム制作向けPC」と「2Dゲーム制作向けPC」に分けてご紹介していきます。
ちなみにどれも基本的に「ゲーミングPC」に値するハイスペックPCです。
ゲーム制作をするならテストプレイをしなければいけません。
つまり、どんなゲームでも快適に動かせるスペックが必要になります。
なので、ゲームを快適に遊べる性能を満たした「ゲーミングPC」が理にかなっているというわけです。

しかも、今からご紹介するパソコンなら、オプションをつけない限り「不要なソフト」を入れられることもありません。
つまり、それだけ他のパソコンよりもお得に手に入れられますよ。
今回は、数あるPCショップの中から、本当にオススメできる3社のみに厳選。
その中から、コスパ重視でじっくりと、ゲーム制作したいあなたに最適なパソコンを選んでみました。
あなたのパソコン選びの参考にご覧ください!
3Dゲーム制作にオススメのPC
まずは、3Dゲーム制作にオススメのPCからご紹介します。
基本的に16万円~26万円くらいはかかります。
なお、BTOパソコンの場合、メモリやストレージの容量が少なければ注文時に追加カスタマイズも可能です。
デスクトップPC
特におすすめ
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | Core i7-13700F |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 4070 |
メモリ(RAM) | 32GB |
ストレージ | 1TB M.2 SSD |
価格(税込み) | 259,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日238円節約していくことで手に入ります。
迷ったらコレ!
UE5やUnityを使って思う存分に3Dゲームを作れる「水冷式ゲーミングデスクトップPC」です。

このパソコンを持てば、あなたはもうスペック不足を感じることがなくなります。
実際、このパソコンは強力な性能を誇っており、圧倒的スムーズにゲーム開発を楽しめますよ。
非常に高性能な「第13世代インテル Core i7 プロセッサー」が搭載。
これほどのCPUがあれば、UE5などのゲームエンジンの利用はもちろん、動画編集や3Dモデリングもサクサクとこなせます。
また、レイトレーシング対応のGPUによって、3Dゲームにおける光や影の表現が現実に近く、よりいっそう美しく処理できます。
特にこのモデルはビデオメモリ容量が多いので、Blenderなどで3Dモデリングする際も快適です。
さらにメモリも大容量なので、重いソフトや複数のソフトを立ち上げた際も安定した操作が可能。
プログラミング・3DCG制作・動画編集など、さまざまな作業をこなしていく「本格的なゲーム開発」に最適なPCといえます。
コスパ的におすすめ
モデル名 | LEVEL-M77M-137F-SLX
|
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | Core i7-13700F |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 4060 Ti |
メモリ(RAM) | 16GB |
ストレージ | 500GB M.2 SSD |
価格(税込み) | 189,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日174円節約していくことで手に入ります。
コスパで選ぶならコレ!
UnityやUE4を使って快適に3Dゲーム開発を楽しめる「ゲーミングデスクトップPC」です。

これだけのスペックがあれば、3Dゲーム開発であなたが困ることはほぼ無くなります。
実際、UnityやUE4に求められる性能をしっかりと満たしていますよ。
レイトレーシング対応のRTX GPUに加え、インテル社の「第13世代 Core i7 プロセッサー」が搭載。
このCPUは、3DCG作成や動画編集など「負荷のかかる処理」もスムーズにこなせる性能があります。
ただし、基本構成のままではメモリ容量が標準的な16GBです。
UE5も快適に使いたい場合は、32GB以上にカスタマイズする必要があります。
コスパよく本格的なゲーム開発を楽しみたいあなたに、処理が速くて適したデスクトップPCです。
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | Core i7-13700F |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 3060 Ti(GDDR6X) |
メモリ(RAM) | 16GB |
ストレージ | 512GB M.2 SSD |
価格(税込み) | 179,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日165円節約していくことで手に入ります。
本格的な3Dゲーム開発に必要十分な性能を満たした「ゲーミングデスクトップPC」です。

このパソコンを使えば、あなたは本格的な3Dゲーム開発を実現できます。
3Dモデリングもこなせますし、Unityなどのゲームエンジンもサクサクと動作しますよ。
最初にご紹介したPCと比較すると、こちらはGPU性能が少し控えめで空冷式です。
なので、その分リーズナブルな価格で手に入ります。
GPU性能が控えめと言っても、3Dゲーム開発を本格的に行う上で必要十分な性能を誇ります。
フルHDよりも解像度の高い「WQHDモニター」で開発したい場合にも問題なく使えますよ。
メモリ容量を32GB以上にカスタマイズすれば、UE5でゲーム開発することも可能。
コストを抑えつつも「グラフィック表現にこだわるゲーム開発」をしたい場合に、ぴったりなデスクトップPCです。
ノートパソコン
特におすすめ
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | Core i7-13700H |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 4060 |
メモリ(RAM) | 32GB |
ストレージ | 1TB M.2 SSD |
ディスプレイ(画面) | 16インチ / 1,920×1,200ドット / 165Hzリフレッシュレート |
価格(税込み) | 229,900円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日210円節約していくことで手に入ります。
迷ったらコレ!
映像表示がなめらかで細かい作業も快適にこなせる「高性能ゲーミングノートPC」です。

このパソコンがあれば、あなたは長時間にわたるゲーム開発も集中してこなせるようになります。
ディスプレイと処理性能ともに優秀で、UnityやUE5などのゲームエンジンも思う存分に扱えますよ。
画面のリフレッシュレート(1秒間に画面が書き換わる回数)が、一般的な60Hzよりも圧倒的に多い165Hz。
映像がなめらかに表示されるので、ゲームプレイが有利になるのはもちろん、長時間にわたるPC作業も目が疲れにくくなって快適になります。
CPUも高性能で信頼性の高いインテル社製です。
3Dゲームエンジンの使用はもちろん、動画編集や3DCGレンダリングにもしっかり応えられます。
そして、高性能なGPUも搭載されているので、ゲームエンジンで3Dオブジェクトを扱う際もスムーズに動作しますよ。
メモリも大容量なので、ゲームエンジンに限らずあらゆる編集ソフトが安定して動作します。
本格的な3Dゲーム開発を十分に実現できる、あなたに最適な高性能ノートPCです。
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | Core i7-13700H |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 4060 |
メモリ(RAM) | 32GB |
ストレージ | 1TB M.2 SSD |
ディスプレイ(画面) | 14インチ / フルHD / sRGB比100% |
価格(税込み) | 2023/10/11 10:59まで期間限定20,100円OFFセール中! →209,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日192円節約していくことで手に入ります。(セール特価で計算)
外出先で使うならコレ!
持ち運びしやすくて、本格的にゲーム開発を楽しめる「クリエイター向けノートパソコン」です。

このパソコンを持つだけで、あなたはいつでもどこでも本格的なゲーム開発が楽しめます。
スピーカーも「Dolby Atmos」に対応しており、臨場感あふれるサウンドを体験できますよ。
CPUとGPUともにデスクトップPC並みの性能があり、3DCGの作成からゲームエンジンの利用まで幅広く対応できます。
また、メモリやストレージも高速で大容量なので、クリエイターにとって最適です。
高機能なソフトを動かしたり、ブラウザを立ち上げながら作業する際も安心して利用できます。
そして、ディスプレイも広色域パネルが採用されているので、「色の表現」を重視するゲーム開発とも相性抜群。
CGやUIに限らず、立ち絵や背景などのイラストにこだわって作りたい場合にも適しています。
持ち運びもしやすいサイズと軽さで、バッテリーも半日以上使える長時間駆動。
場所を問わず、いつでも自由に作業したいあなたにぴったりな高性能ノートパソコンです。
コスパ的におすすめ
モデル名 | Victus by HP 16-s0013AX(アドバンスモデル)
|
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | Ryzen 7 7840HS |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 4060 |
メモリ(RAM) | 16GB |
ストレージ | 512GB M.2 SSD |
ディスプレイ(画面) | 16.1インチ / フルHD / 144Hzリフレッシュレート |
価格(税込み) | 163,900円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日150円節約していくことで手に入ります。
コスパで選ぶならコレ!
本格的な3Dゲーム開発に必要十分な性能を満たした「ゲーミングノートパソコン」です。

このノートパソコンは、なるべく購入費用を抑えたい場合にオススメ。
UnityやUE4を使いたい場合には、必要十分な性能がありますよ。
ここまででご紹介してきたノートPCと比べると、メモリ容量が少なめです。
正直に言って、UE5を自由に使いたい場合には向きません。
ですが、UnityやUE4を使って本格的にゲームを作るうえでは、特に不便を感じることはありません。
Blenderで3DCGを制作したい場合にも、ある程度使えることでしょう。
本格的な3Dゲーム開発環境を、費用を抑えつつ実現したい場合に適したノートPCといえます。
2Dゲーム制作にオススメのPC
次に、2Dゲーム制作にオススメのPCをご紹介します。
基本的に10万円~15万円くらいはかかります。
一応こちらのPCでも、グラフィックにこだわらない軽めの3Dゲーム制作ならある程度は可能です。
デスクトップPC
特におすすめ
モデル名 | LEVEL-M77M-124-RBX
|
OS | Windows 10 |
プロセッサー(CPU) | Core i5-12400 |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 3060 |
メモリ(RAM) | 16GB |
ストレージ | 500GB M.2 SSD |
価格(税込み) | 134,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日124円節約していくことで手に入ります。
リーズナブルで性能も良くておすすめ!
快適な2Dゲーム制作と3Dゲーム開発を可能にする「ゲーミングデスクトップPC」です。

このパソコンを持てば、2Dゲームが快適に作れるほか、3Dゲームの制作もある程度可能になります。
実際、Unityなどの軽めのゲームエンジンなら問題なく使える性能は満たしていますよ。
このPCに搭載されているCPUは、いわゆるミドルクラス(中間層)の立ち位置にあります。
なので、性能的に「高品質な3Dモデル」を扱う3Dゲーム開発には、少々物足りなく感じるはずです。
ですが、2Dゲームや簡素な3Dゲームなら問題なくサクサクと作れる分の性能はあります。
「2Dゲームだけでなく3Dゲームもある程度は作れるようにしておきたい!」そんな場合に最適なデスクトップPCです。
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | Ryzen 5 4500 |
グラフィックス(GPU) | GeForce GTX 1660 SUPER |
メモリ(RAM) | 16GB |
ストレージ | 512GB M.2 SSD |
価格(税込み) | 99,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日92円節約していくことで手に入ります。
ゲーム開発が初心者の方にもおすすめ!
個人ゲーム開発に必要十分な性能を満たした「ゲーミングデスクトップパソコン」です。

個人が趣味で「2Dゲーム」や「簡素な3Dゲーム」を作る場合にオススメ。
UnityやGodot Engineなど、軽めのゲームエンジンなら問題なく動かせる性能があります。
数あるゲーミングPCの中でも、非常にリーズナブルな価格で購入できます。
PCとしてのスペックも、これからゲーム制作を始める場合の「入門機」として丁度良いです。
「2Dゲームをメインで作りたい」「3DCGも少しだけ使いたい」そんな場合には、手頃でぴったりなPCといえます。
ノートパソコン
特におすすめ
モデル名 | Victus by HP 15-fb0001AX(モデレートプラスモデル)
|
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | Ryzen 5 5600H |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 3050 |
メモリ(RAM) | 16GB |
ストレージ | 512GB M.2 SSD |
ディスプレイ(画面) | 15.6インチ / フルHD / 144Hzリフレッシュレート |
価格(税込み) | 99,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日92円節約していくことで手に入ります。
入門機としてもオススメ!
快適な2Dゲーム制作環境を実現できる、サクサク動作の「ゲーミングノートパソコン」です。

このパソコンを使えば、あなたはスムーズかつ快適に2Dゲームが作れます。
そして、軽めの3Dゲーム開発にもチャレンジできますよ。
Unreal Engineを使わないのであれば、特に問題なくゲームが作れる性能です。
Unity・Godot Engine・RPG Makerなどのゲームエンジンを使う際には、不便を感じることは少ないでしょう。
ディスプレイもリフレッシュレートが高めなので、なめらかに映像を映し出せます。
動きの速いFPSやアクションゲームなどを楽しみたい場合にも使えます。
ゲーム制作やゲームプレイを気軽に楽しみたいあなたに、お手頃価格で適したノートパソコンです。
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | Core i7-12650H |
グラフィックス(GPU) | GeForce GTX 1650 |
メモリ(RAM) | 16GB |
ストレージ | 512GB M.2 SSD |
ディスプレイ(画面) | 17.3インチ / フルHD |
価格(税込み) | 2023/10/11 10:59まで期間限定30,000円OFFセール中! →139,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日128円節約していくことで手に入ります。(セール特価で計算)
見やすさを重視するならコレ!
大きめの画面で視認性がバツグンな「サクサク動作のノートパソコン」です。

このパソコンがあれば、あなたは長時間快適にゲーム制作に没頭できます。
他のノートPCよりも画面サイズが大きめなので表示も見やすく、細かい作業をする際も目が疲れにくく済むからです。
また、ディスプレイだけでなく処理性能も十分に優秀です。
特にCPUの性能が高く、ゲーム制作や画像の出力なども圧倒的スピーディにこなせますよ。
ドット絵を打ったり2DCGを多用するようなゲーム制作に、まさに最適なノートパソコンといえます。
ゲーム制作用PCの選び方

次に、ゲーム制作用PCの選び方を下記の順で解説します。
- ゲーム制作用PCを選ぶときの簡単な目安(必要スペック)
- ゲーム制作におけるPC性能(スペック)の重要性
- PCをネットで購入できるおすすめのサイト
ゲーム制作用PCを選ぶときの簡単な目安(必要スペック)
ゲーム制作用PCを選ぶときは、下記の表に記載の簡単な目安を満たしているか確認してください。
プロセッサー(CPU) | Intel社の「Core i5」程度以上(※第8世代以降のモデル) または、AMD社の「Ryzen 5」程度以上(※第3世代以降のモデル) |
グラフィックス(GPU) | NVIDIA社のGeForce「GTX 1650」程度以上 |
メモリ(RAM) | 16GB以上 |
ストレージ | SSDで480GB以上 |

ただし、Unreal Engineを使う場合は「GeForce RTX 3060」程度以上のGPUがあったほうが良いです。
GPUの性能が低いと、エディタ上のプレビュー画面でも動作がカクついてしまうからです。
ちなみに上記のとおり、メモリは16GBあれば基本的に問題ありませんが、「メモリは32GBあったほうがいい」という意見もあります。
下記のとおり、ゲーム制作者の方々にアンケートを実施した結果、その意見をいただきました。
【アンケート】
— ドッド工房@ゲーム制作×ブログ運営 (@AtelierDodd) March 22, 2021
ゲーム制作用パソコンにメモリは何GB必要だと思いますか?
「32GBは必要」の主な理由として、「大規模な3Dアセットをゲームエンジンで読み込む際に、動作が安定せずにカクつくことがあるから」というのが挙げられます。

なので「できる限り動作のカクつきを感じたくない!」「予算にも一応余裕がある」というのであれば、16GBよりも32GBメモリのパソコンをおすすめします。
ゲーム制作におけるPC性能(スペック)の重要性
ゲーム制作をする時は、PCの性能(スペック)は非常に重要です。
PC性能が低いと、あなたは下記のデメリットを感じることになります。
- ゲーム制作ソフトの動作がカクカクして、快適に制作が進められない。
- 3DCG作成ソフトも快適に動かせず、ハイクオリティな3Dゲームが作れない。
- 制作が円滑に進まず、作れる内容にも制限があるので、スキルや知識を得られず成長できない。
逆にPC性能が高いと、あなたは下記のメリットを得られます。
- ゲーム制作が快適に行えるので作業の効率化を図れるようになる。
- 3Dゲーム制作など制作できる内容の幅が確実に広がる。
- スムーズにゲームを作れるようになり、スキルや知識を効率的に身につけられる。

ちなみに、上記のデメリットとメリットは、すべて実際に私が経験していることでもあります。
私が低スペックPCを使っていた3年間くらいは、まったく自由にゲームが作れませんでした。
例えば、3Dゲームを作りたくても、ゲームエンジンが重すぎてまともに動かせなかったのです。
でもハイスペックPCに買い替えてからは、それまでにできなかったことはほぼ全て無くなりました。
3Dゲーム制作や3Dモデリング、ゲーム用ムービーの編集など、ずっとやりたかった活動にもチャレンジできるようになったのです。

なので、クオリティの高いゲームを目指すあなたには、ハイスペックPCは間違いなく必要です。
良いパソコンに変えるだけで、あなたの可能性は圧倒的に広がりますよ。
PCをネットで購入できるおすすめのサイト
私はこれまでに、5つ以上のメーカーのPCを使ってきました。
下記でご紹介する3社で販売されているパソコンは、高性能かつ価格も低めで、サポートも信頼できるのでオススメです。

私は次にパソコンを買う際、間違いなく下記のショップで購入します。
保証もちゃんと受けられるので、万が一故障しても安心できるからです。
マウスコンピューター
BTO(受注生産)パソコンを購入できるネットショップ。
国内生産の高品質なパソコンを比較的に安価で購入可能。
24時間・365日の電話サポート体制も整っている。
性能・品質・サポートを重視して、国内生産の高性能パソコンを購入したいあなたにオススメです。

私が持っているパソコンの一つがマウスコンピューター製です。
購入して以来、ゲーム制作や大学の講義などでフル活用してきました。
ここは国内生産でサポートもしっかりしているので、初めて利用する方にも安心です。
特にノートパソコンにおいては、解像度がWQXGAの液晶も取り扱っています。
綺麗な画面で効率的にゲーム制作したいあなたに最適なPCが見つかりますよ。
- HP Directplus -ゲーミングパソコン-
有名パソコンメーカー「日本HP」のオンラインストア。
高性能かつデザイン的にも優れたパソコンを、リーズナブルな価格で購入可能。
メールだけでなく電話によるサポートにも対応している。
コスパ・デザインを重視して、性能の良いパソコンを購入したいあなたにオススメです。

日本HPは、アメリカの大手パソコンメーカーHPの日本法人です。
日本HPのPCは国内で高いシェア率を誇るので、会社や学校などで使っている方も多いと思います。
かくいう私も、大学の研究室で実際に使っていました。
特にノートパソコンが欲しい時にはオススメのメーカーです。
高性能でデザイン的にも優れた機種が多く、リーズナブルな価格で購入できますよ。
- パソコン工房 -ゲームパソコン-
BTOパソコンやPCパーツ・周辺機器などの販売を行うネットショップ。
国内生産のPCブランド「iiyama PC」をはじめ、カスタマイズ可能なBTOパソコンが豊富に購入可能。
コスパを重視して、国内生産のゲーミングPCを購入したいあなたにオススメです。

実際に私も、2019年の夏にパソコンを購入する際に利用しました。
現在も3DCG作成やゲーム制作に活用しています。
特に、ゲーミングデスクトップPCの購入においては、他と比べても高性能かつ低価格。
コスパを重視する際におすすめのパソコンメーカーです。
しかもこのサイトでは、CPUとGPU性能の評価値が各製品ごとに表示されています。
初めての方でも直感的にPCの比較ができて、あなたにピッタリのPCが見つかりますよ。
まとめ:ゲーム制作を自由にしたいなら高スペックPCに買い替えよう!

以上が「失敗しないゲーム制作用PCとその選び方」のご紹介でした。
この記事で何度もお伝えした通り、ゲーム制作をする上でPCの性能は非常に重要です。
PCスペックが良いだけで作れる内容の幅も広がり、あなたが得られるスキルも圧倒的に増えるからです。
普通のPCゲームだけではなく、AI・VR・ARなどに求められる演算処理は、ハイスペックPCでないと厳しいです。
低スペックPCのままでは明らかにゲーム制作の自由度は低くなりますし、効率的に作業もできません。
なので、「Unity」「Unreal Engine」だけでなく、「RPGツクール」などでゲームを作りたい方にも性能の良いPCは必要です。

ハイスペックPCは決して安くはありません。
でも、ハイスペックPCを持てば、あなたの可能性は確実に広がります。
なのでやっぱりハイペックPCはオススメですよ。
それにパソコンは、ゲーム制作以外のお仕事にも使える便利なツールでもあります。
将来のことを考えても、PCの購入が無駄な出費になることは決してありません。
思い切って良いPCに変え、あなたの思い描く快適なゲーム制作ライフを実現させましょう!
デスクトップPCを選んだ方へ
デスクトップPCにはモニターが必要です。
ゲーム制作やゲームプレイに最適なPCモニターを記事にまとめてみました。
»PCモニター(ディスプレイ)の選び方【ゲーム・制作作業を快適に】
ゲームを作りたい方へ
ゲーム制作歴13年以上の経験をもとに、ゲームの作り方を徹底解説してみました。
これからゲームを作る方はぜひお役立てください。
»ゲームの作り方【初心者向け・個人制作に必要な知識を解説】