失敗しないPCとその選び方【快適で自由な個人ゲーム制作を】


UnityやUE4とかを快適に動かせるパソコンを使いたい!
でも、どれくらいのPCスペックがあれば良いのか分かりません。
ゲーム制作用パソコンの選び方とオススメを教えてほしいです。
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- ゲーム制作におすすめのPCを厳選してご紹介(デスクトップ / ノートパソコン)
- ゲーム制作用PCの選び方を解説
- ゲーム開発に必要なPCスペック
- ゲーム制作におけるPC性能の重要性
- おすすめできるPCメーカーと購入サイト
本記事の信頼性

この記事を書いている私はゲーム制作歴13年目です。
手がけた自作ゲームは20作以上で、33万ダウンロード&プレイを突破、ゲームコンテストで7回以上受賞。
仕事としてゲーム制作の講師経験もあり、インディーゲームを開発して販売もしています。
今回は「ゲーム制作におすすめのPC」と「ゲーム制作用パソコンの選び方」を解説します。
ゲーム制作用に限りませんが、パソコンを買うときって悩みますよね。
安い買い物ではないですし、なるべく快適に使いたいと考えるので、選ぶのに結構な時間がかかると思います。

実際、私もパソコンを買うときは、時間をかけて慎重に選んでいます。
パソコンを選ぶときに、あなたは下記のようなことで悩んだ経験はありませんか?
- どれくらいの性能が必要なのか?
- いくらくらいのPCを選べばいいのか?
- どこで購入すればお得なのか?
こういう疑問を抱いたときは、やはり実際に従事している人の意見を参考にしたいものですよね。
昔の私は色々な人に意見を聞いて回っていたのでスゴく大変でした。
そこで今回は、パソコン使用歴とゲーム制作歴ともに12年以上の私が、ゲーム制作に最適なパソコンについて解説していきます。
ちなみに私の経験上、ゲーム制作においてハイスペックPCを選ぶことは非常に重要だと断言できます。
特に「Unity」や「Unreal Engine」等、3Dゲームエンジンを使用する場合に強く実感することになります。

私も昔はUnityがカクカクだったので、当時15万円以上のハイスペックPCに買い替えました。
それからは、それまでのPCとは比べようのないくらい、快適に自由に作れるようになりましたよ。
この記事を読めば、あなたは「作りたいゲームも快適に制作できるパソコン」を必ず知ることができます。
失敗しないPCとその選び方【快適で自由な個人ゲーム制作を】

まず前提として、ゲームを作りたいのならハイスペックPCは必要な投資です。
なぜなら、PCスペックが良いだけであなたのできることが圧倒的に増えるからです。
例えば、UnityやUE4を使った3Dゲーム制作、ゲームに使うムービーの編集などが挙げられます。
こういった負荷のかかる作業は低スペックPCには任せられません。
データの出力中にフリーズしたり、操作にラグが発生したりしてまともに作れないからです。
なので、本気でゲームを作りたくなるほど、どうしてもハイスペックPCが必要になってきます。

でもご存知のとおり、ハイスペックPCは決して安くはありません。
普通のビジネス用PCとは違って、CPUやGPUといったパーツに高性能なものが使われているからです。
スペックの良いPCなら10万円以上するのが普通です。
普段から安価なパソコンを使っている方だと「高すぎて手が出せない!」と考えるかもしれません。
でも実は、毎日少し工面していくだけで、あなたはハイスペックPCを必ず手に入れられるようになります。
例えば15万円のPCを3年間使うとすると、1日あたりは137円かかる計算になります。
これはだいたい自販機のドリンク1本分に相当します。
つまり、毎日ドリンク1本分を節約していけば、あなたはハイスペックPCに手が届くようになります。
たとえあなたが学生だとしても、この方法なら十分に手に入れられるはずです。
ハイスペックPCを使っておけば、ソフトの要求スペックが上がる数年後でも十分に機能します。
逆に性能が低いPCで妥協してしまうと、数年後では使い物にならないPCになることもあります。

最初から良いパソコンを使っておくほうが、長い目で見て「損しないで済む」という結果になるわけです。
さて、ゲーム制作用PCについて下記の順番でご紹介していきます。
- 3Dゲーム制作と2Dゲーム制作におすすめのPC
- ゲーム制作に必要なPCスペック
- PCスペックの重要性
- おすすめのメーカーと購入サイト
ゲーム制作の種類別でオススメPCを紹介

まずは、オススメのPCを「3Dゲーム制作向けPC」と「2Dゲーム制作向けPC」に分けてご紹介していきます。
ちなみにどれも基本的に「ゲーミングPC」に値するハイスペックPCです。
ゲーム制作をするならテストプレイをしなければいけません。
つまり、どんなゲームでも快適に動かせるスペックが必要になります。
なので、ゲームが快適に遊べるように作られた「ゲーミングPC」が理にかなっているというわけです。

しかも、今からご紹介するBTO(受注生産)のPCなら、オプションをつけなければ不要なソフトを入れられることは基本的にありません。
つまり、それだけ他のPCよりもお得に手に入れられますよ。
今回は、実際に私が使ってきたPCメーカー5社から、本当にオススメできる2社のみに厳選。
その中から、コスパ重視でじっくりと、ゲーム制作したいあなたに最適なパソコンを選んでみました。
あなたのパソコン選びの参考にご覧ください!
3Dゲーム制作にオススメのPC
まずは、3Dゲーム制作にオススメのPCからご紹介します。
基本的にどれも16万円~25万円くらいはかかります。
なお、すべてBTOパソコンなので、メモリやストレージの容量が少なければ注文時に追加カスタマイズも可能です。
デスクトップPC
特におすすめ
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | インテル Core i7-11700F |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 3060 Ti GDDR6 8GB |
メモリ(RAM) | 32GB DDR4-3200 |
ストレージ | 512GB SSD |
価格(税込み) | 2022/08/17 10:59まで期間限定25,000円OFFセール中! →214,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日197円節約していくことで手に入ります。(セール特価で計算)
迷ったらコレ!高性能CPU&高性能GPU&大容量メモリが搭載!
UnityやUE4で思う存分に3Dゲームを作れる「ゲーミングデスクトップPC」です。

このパソコンを持てば、あなたはもうスペックを気にする必要がなくなります。
実際、このパソコンは強力な性能を誇っており、あなたは限界を感じることなくスムーズにゲーム開発を楽しめますよ。
高性能グラフィックスによって、Blenderなどで3DCGのレンダリングを行う際もスムーズに処理が可能。
大容量メモリも搭載されているので、ゲームエンジンでアセットを読み込む際も、動作のカクつきを感じず快適に操作できます。
プログラミング・3DCGモデリング・サウンド編集・動画編集など、複数の作業をこなしていく本格的なゲーム開発に最適なパソコンといえます。
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | インテル Core i7-11700F |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 3060 Ti GDDR6 8GB |
メモリ(RAM) | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 512GB SSD |
価格(税込み) | 2022/08/17 10:59まで期間限定30,100円OFFセール中! →199,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日183円節約していくことで手に入ります。(セール特価で計算)
高性能CPU&高性能GPUが搭載。
UE4やUnityを使って快適に3Dゲーム制作を楽しめる「ハイスペック デスクトップPC」です。

このパソコンを使えば、あなたの可能性は大きく広がります。
ハイエンドな3Dゲーム開発に必須のUnityやUE4も、あなたの思いのままに活用できますよ。
信頼性の高いインテル社製の高性能CPUは、3DCGの作成やムービー編集など、負荷のかかるさまざまな処理を高速に実行可能。
そして、リアルタイムレイトレーシング対応の高性能グラフィックスは、3Dゲームにおける光や影の表現をいっそう美しく処理できます。
ハイクオリティな3DCGを扱うゲーム開発には「必須」といえる性能のデスクトップパソコンです。
コスパ的におすすめ
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | インテル Core i5-11400F |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 3060 Ti GDDR6 8GB |
メモリ(RAM) | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 512GB SSD |
価格(税込み) | 2022/08/17 10:59まで期間限定24,900円OFFセール中! →174,900円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日160円節約していくことで手に入ります。(セール特価で計算)
ミドルクラスCPU&高性能GPUが搭載。
リーズナブルな価格で、快適で自由な3Dゲーム開発環境を実現できる「デスクトップPC」です。

これだけのスペックがあれば、3Dゲーム開発であなたが困ることはなくなります。
実際、UnityやUE4に求められる性能をしっかりと満たしていますよ。
レイトレーシング対応の高性能GPUに加え、第11世代インテルのミドルクラス 高コスパCPUを搭載。
総合的に見て、「ムービー編集はあまりやらないよ」という方にとって十分なほどのスペックを有しています。
「なるべくコストを抑えたいけど、本格的に3Dゲーム開発ができる環境は妥協したくない!」
そんなあなたに最適なデスクトップパソコンです。
ノートパソコン
特におすすめ
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | AMD Ryzen 9 5900HX |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 3060 GDDR6 6GB |
メモリ(RAM) | 32GB DDR4-3200 |
ストレージ | 512GB SSD |
ディスプレイ(画面) | 15.6インチ / WQHD / 165Hzリフレッシュレート |
価格(税込み) | 2022/08/17 10:59まで期間限定30,000円OFFセール中! →184,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日169円節約していくことで手に入ります。(セール特価で計算)
約1.73キロで気軽に持ち歩け、外でも家でも移動中でも、好きなときに本格的なゲーム開発が楽しめる「ゲーミングノートパソコン」です。

このパソコンを持つだけで、あなたはいつでもどこでも本格的なゲーム開発が楽しめます。
実際、ノートパソコンとして圧倒的な性能を誇るので、この一台だけを持っておけば数年間PCで困ることはありません。
一般的なフルHD(1,920×1,080)よりも高解像度な「WQHD(2,560×1,440)」画面が搭載。
細部まで美しい映像を体験できるほか、フルHDの約1.8倍の情報量を一度に映し出せるので、複数のウィンドウを同時に表示して効率的にゲーム開発を進められます。
さらに、画面のリフレッシュレート(1秒間に画面が書き換わる回数)も、一般的な60Hzより圧倒的に多い165Hz。
映像がなめらかに表示されるようになるので、ゲームが有利になるのはもちろん、長時間にわたるPC作業も快適になります。
しかも、これだけの性能がありながら、バッテリー使用時でも6時間くらい使えます。
使いやすさと快適さをとことん重視するあなたにピッタリな高性能ノートパソコンです。
コスパ的におすすめ
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | インテル Core i5-11400H |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 3060 GDDR6 6GB |
メモリ(RAM) | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 256GB SSD |
ディスプレイ(画面) | 17.3インチ / フルHD / 144Hzリフレッシュレート |
価格(税込み) | 2022/08/17 10:59まで期間限定9,900円OFFセール中! →174,900円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日160円節約していくことで手に入ります。(セール特価で計算)
大きめの画面で細かい作業も快適に!
なめらかな映像表示が楽しめる「ゲーミングノートパソコン」です。

このパソコンがあれば、あなたは長時間にわたるゲーム開発も集中してこなせるようになります。
画面とPC性能ともに優秀で、UnityやUE4などのゲームエンジンも思う存分に扱えますよ。
画面サイズが他よりも大きめの17型で、リフレッシュレートも高性能な144Hz。
画面が大きくなめらかなのでドット単位の細かい作業もラクになり、モニターを見続けることによる目の疲れを軽減できます。
CPUもミドルクラスの「Core i5」ながら、「Core i7-10750H」に負けないほどの性能があります。
ゲームエンジンの利用だけでなく、動画編集などの大きな負荷のかかる処理も問題なくこなせますよ。
細かい工程が多くて長時間作業しなければならないゲーム制作には、まさしくうってつけの高性能ノートPCです。

ただし、1つ欠点を挙げておくと、ストレージ容量がゲーム制作をするには少ないです。
なので、購入時のカスタマイズでHDDの追加を検討したほうが良いですよ。
モデル名 | LEVEL-15FX151-i7-PAFX
|
OS | Windows 10 |
プロセッサー(CPU) | インテル Core i7-11800H |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 3050 Ti GDDR6 4GB |
メモリ(RAM) | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 500GB SSD |
ディスプレイ(画面) | 15.6インチ / フルHD |
価格(税込み) | 169,980円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日156円節約していくことで手に入ります。
高性能CPU&エントリークラスGPUが搭載。
リーズナブルな価格で3Dゲーム開発にチャレンジできる「ゲーミングノートPC」です。

なるべく費用を抑えたい方はこちらもオススメ。
実際、これだけの性能があればUnityの使用で困ることはまずありません。
ただし、重量が約2.05kgなので、今までご紹介したノートPCと比較すると持ち運びには向きません。
また、バッテリー持続時間も約2.5時間と短めなので、コンセントに繋げられる場所でないと作業は難しいでしょう。
なので、自宅利用では問題なく快適に使えるノートパソコンといえます。
2Dゲーム制作にオススメのPC
次に、2Dゲーム制作にオススメのPCをご紹介します。
基本的に12万円~15万円くらいはかかります。
一応こちらのPCでも、グラフィックにこだわらない軽めの3Dゲーム制作なら可能です。
デスクトップPC
特におすすめ
モデル名 | SENSE-M066-124-RJX
|
OS | Windows 10 |
プロセッサー(CPU) | インテル Core i5-12400 |
グラフィックス(GPU) | GeForce GTX 1660 SUPER GDDR6 6GB |
メモリ(RAM) | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 500GB SSD |
価格(税込み) | 138,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日127円節約していくことで手に入ります。
ミドルクラスCPU&ミドルクラスGPUを搭載!
2Dだけでなく3Dゲームの制作にも対応できる「クリエイター向けデスクトップPC」です。

このパソコンを持てば、2Dゲームが快適に作れるほか、3Dゲームの制作も可能になります。
実際、Unityなどの軽めのゲームエンジンを問題なく使える性能は満たしていますよ。
「2Dゲームをメインで作るけど3Dゲームもちょっと作ってみたい!」
そんなあなたにぴったりなデスクトップPCです。
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | インテル Core i5-11400F |
グラフィックス(GPU) | GeForce GTX 1650 GDDR6 4GB |
メモリ(RAM) | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 512GB SSD |
価格(税込み) | 2022/08/17 10:59まで期間限定4,900円OFFセール中! →119,900円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日110円節約していくことで手に入ります。(セール特価で計算)
ミドルクラスCPU&エントリークラスGPUが搭載。
思う存分に2Dゲームが作れる「ライトゲーマー向けのデスクトップPC」です。

このパソコンを使えば、あなたは2Dゲームを快適に作れるようになります。
そして、Unityを使った3Dゲーム制作にもチャレンジできますよ。
念のためお伝えしておくと、美しいグラフィックを扱う本格的な3Dゲーム開発には向きません。
あくまで、2Dゲームを思う存分に作りたい方、3Dゲームをお試しで作りたい方にオススメできるPCです。
ノートパソコン
特におすすめ
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | インテル Core i7-11800H |
グラフィックス(GPU) | GeForce RTX 3050 GDDR6 4GB |
メモリ(RAM) | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 256GB SSD |
ディスプレイ(画面) | 15.6インチ / フルHD |
価格(税込み) | 2022/08/17 10:59まで期間限定5,000円OFFセール中! →154,800円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日142円節約していくことで手に入ります。(セール特価で計算)
高性能CPU&エントリークラスGPUが搭載。
長時間駆動バッテリーで場所を選ばずにゲーム制作が楽しめる「クリエイター向けノートパソコン」です。

このパソコンを持てば、あなたは快適に2Dゲームが作れます。
そして、軽めの3Dゲーム制作にもチャレンジできますよ。
搭載されている高性能CPUは、CGの出力やサウンド編集など、負荷のかかる作業もスムーズにこなせます。
グラフィックスも3Dゲームをある程度遊べる性能を誇るので、Unityで軽めの3Dゲームを作る程度なら問題なくこなせますよ。
バッテリーだけでも約9時間動作するので、移動先で使用する際にも非常に便利なノートパソコンです。
モデル名 | |
OS | Windows 11 |
プロセッサー(CPU) | インテル Core i5-11400H |
グラフィックス(GPU) | GeForce GTX 1650 GDDR6 4GB |
メモリ(RAM) | 16GB DDR4-3200 |
ストレージ | 256GB SSD |
ディスプレイ(画面) | 15.6インチ / フルHD |
価格(税込み) | 2022/08/17 10:59まで期間限定9,900円OFFセール中! →119,900円~ |
3年間は使うと仮定すれば、毎日110円節約していくことで手に入ります。(セール特価で計算)
ミドルクラスCPU&エントリークラスGPUが搭載。
バッテリーだけでも約6.5時間の長時間駆動が可能な「ゲーミングノートパソコン」です。

なるべく費用を抑えたい方や、外出先でも作業したい学生の方にこのパソコンはオススメ。
このPCの性能は「グラフィックにこだわらない簡易的な3Dゲーム」なら、ある程度作れるレベルです。
ただし、SSDストレージの容量が「256GB」と小さいので、購入時にできるカスタマイズで512GB以上に変更することをオススメします。
ゲームエンジンに加え、ゲームに使う音楽データやCGデータを保存していくと、あっという間に容量不足になってしまうからです。
本格的な3Dゲーム開発はさすがに厳しい性能ですが、2Dがメインのゲーム制作では大いに活躍できるノートパソコンといえます。
ゲーム制作用PCの選び方

次に、ゲーム制作用PCの選び方を下記の順で解説します。
- ゲーム制作用PCを選ぶときの簡単な目安(必要スペック)
- ゲーム制作におけるPC性能(スペック)の重要性
- PCをネットで購入できるおすすめのサイト
ゲーム制作用PCを選ぶときの簡単な目安(必要スペック)
ゲーム制作用PCを選ぶときは、下記の簡単な目安を満たしているか確認してください。
- プロセッサー(CPU):Intel社の「Core i5」程度以上(※第8世代以降のモデル)
または、AMD社の「Ryzen 5」程度以上(※第3世代以降のモデル) - グラフィックス(GPU):NVIDIA社のGeForce「GTX 1650」程度以上
- メモリ(RAM):16GB以上
- ストレージ:SSDで480GB以上

ただし、Unreal Engineを使う場合は「GeForce RTX 3060」程度以上のGPUがあったほうが良いです。
GPUの性能が低いと、エディタ上のプレビュー画面でもカクついてしまうので。
ちなみに上記のとおり、メモリは16GBあれば基本的に問題ありませんが、「メモリは32GBあったほうがいい」という意見もあります。
下記のとおり、ゲーム制作者の方々にアンケートを実施した結果、その意見をいただきました。
【アンケート】
— ドッド工房@ゲーム制作×ブログ運営 (@AtelierDodd) March 22, 2021
ゲーム制作用パソコンにメモリは何GB必要だと思いますか?
「32GBは必要」の主な理由として、「大規模な3Dアセットをゲームエンジンで読み込む際に、動作が安定せずカクつくことがあるから」というのが挙げられます。

なので「できる限りカクつきを感じたくない!」「予算にも一応余裕がある」というのであれば、16GBよりも32GBメモリのパソコンをおすすめします。
ゲーム制作におけるPC性能(スペック)の重要性
ゲーム制作をする時は、PCの性能(スペック)は非常に重要です。
PC性能が低いと、あなたは下記のデメリットを感じることになります。
- ゲーム制作ソフトの動作がカクカクして、快適に制作が進められない。
- 3DCGソフトも快適に動かせず、ハイクオリティな3Dゲームが作れない。
- 制作が円滑に進まず作れる内容にも制限があるので、スキルや知識を得られず成長できない。
逆にPC性能が高いと、あなたは下記のメリットを得られます。
- ゲーム制作が快適に行えるので作業の効率化を図れるようになる。
- 3Dゲーム制作など制作できる幅が確実に広がる。
- スムーズにゲームを作れるようになり、スキルや知識を効率的に身につけられる。

ちなみに、上記のデメリットとメリットは、すべて私が実際に経験していることでもあります。
私が低スペックPCを使っていた3年間くらいは、全然自由にゲームが作れませんでした。
例えば、3Dゲームを作りたくても、ゲームエンジンが重すぎてまともに動かせなかったのです。
でもハイスペックPCに買い替えてからは、それまでにできなかったことはほぼ全て無くなりました。
3Dゲーム制作や3DCGモデリング、ゲーム用ムービーの編集など、ずっとやりたかった活動にもチャレンジできるようになったんです。

なので、クオリティの高いゲームを目指すあなたには、ハイスペックPCは間違いなく必須です。
良いパソコンに変えるだけで、あなたの可能性は圧倒的に広がりますよ。
PCをネットで購入できるおすすめのサイト
私はこれまでに5つ以上のメーカーのPCを使ってきました。
その中でも、下記でご紹介する2つのメーカーのパソコンは、高性能かつ価格も低めで、サポートも信頼できてオススメです。

間違いなく今後も私は、下記のメーカー製PCを購入します。
日本メーカーで保証もちゃんと受けられるので、万が一故障しても安心できるので。
- パソコン工房
BTO(受注生産)パソコンやPCパーツ・周辺機器などの販売を行うネットショップ。
国内生産のPCブランド「iiyama PC」をはじめ、カスタマイズ可能なBTOパソコンが豊富に購入可能。
コスパを重視してゲーミングPCを購入したいあなたにオススメです。

実際に私も、2019年夏にノートパソコンを購入する際に利用しました。
現在も3DCGのレンダリングやゲーム制作にフル活用しています。
特にゲーミングデスクトップPCの購入においては、他と比べても高性能かつ低価格。
コスパ的におすすめのパソコンメーカーです!
しかもこのサイトでは、CPUとGPU性能の評価値が各製品ごとに表示されています。
初めての方でも直感的にPCの比較ができて、あなたにピッタリのPCが見つかりますよ。
マウスコンピューター
BTO(受注生産)パソコンを購入できるネットショップ。
国内生産の高品質なパソコンを比較的安価で購入可能。
24時間・365日の電話サポート体制も整っている。
品質と性能を重視して高性能パソコンを購入したいあなたにオススメです。

私が持っているもう一つのパソコンがマウスコンピューター製です。
購入して以来、ゲーム制作や大学の講義などでフル活用していました。
ここは国内生産でサポートもしっかりしているので、初めて利用する方にも安心です。
特にノートパソコンにおいては、解像度がWQHD(2560×1440)の液晶も取り扱っています。
綺麗な画面で効率的にゲーム制作したいあなたに最適なPCが見つかりますよ。
まとめ:ゲーム制作を自由にしたいなら高スペックPCに買い替えよう!

以上が「失敗しないゲーム制作用PCとその選び方」のご紹介でした。
この記事で何度もお伝えした通り、ゲーム制作をする上でPCの性能は非常に重要です。
PCスペックが良いだけで作れる幅も広がり、あなたが得られるスキルも圧倒的に増えるからです。
普通のPCゲームだけではなく、AI・VR・ARなどに求められる演算処理は、ハイスペックPCでないと厳しいです。
低スペックPCのままでは明らかにゲーム制作の自由度は低くなりますし、効率的に作業もできません。
なので、「Unity」「Unreal Engine」だけでなく、「RPGツクール」などでゲームを作りたい方にも性能の良いPCは必要です。

ハイスペックPCは決して安くはありません。
でも、ハイスペックPCを持てば、あなたの可能性は確実に広がります。
なのでやっぱりハイペックPCはオススメですよ。
それにパソコンは、ゲーム制作以外のお仕事にも使える便利なツールでもあります。
将来のことを考えても、PCの購入が無駄な出費になることは決してありません。
思い切って良いPCに変え、あなたの思い描く快適なゲーム制作ライフを実現させましょう!
デスクトップPCを選んだ方へ
デスクトップPCにはモニター(ディスプレイ)が必要です。
ゲーム制作やゲームプレイに最適なPCモニターを記事にまとめてみました。
»PCモニター(ディスプレイ)の選び方【ゲーム・制作作業を快適に】
ゲームを作りたい方へ
ゲーム制作歴12年以上の経験をもとに、ゲームの作り方を徹底解説してみました。
これからゲームを作る方はぜひお役立てください。
»ゲームの作り方【初心者向け・個人制作に必要な知識を解説】