ペイントソフトのおすすめはこれ!お絵描きツール比較【無料/有料】
デジタルでイラストを描いてみたい!
でも、ペイントソフトって色々あるし、どれを使ったらいいんだろう?
おすすめのペイントソフトを知りたい!
こんな悩みを解決します。
この記事の内容
- 厳選したオススメのペイントソフト8つを比較して紹介
- ペイントソフトの選び方を解説
いざデジタルでイラストを描いてみようと思っても、ペイントソフトって色々あってどれを使ったらいいか悩みますよね?
そこで、今回は厳選した「おすすめのペイントソフト」を機能や価格を比較しつつ紹介していきます。
ご存知の通り、デジタルで絵(イラスト・CG等)を描くためには、ペイントソフトが必要不可欠です。
良いペイントソフトを使えば、快適にイラストが描けます。
しかもハイクオリティに描けるので、イラスト制作がますます楽しくなりますよ!
この記事を読めば、どのペイントソフトを使えば良いのかが分かります。
それではご覧ください!
ペイントソフトのオススメはこれ!お絵描きツール比較【無料/有料】
それではさっそく、おすすめのペイントソフトを紹介していきます!
実際に使ってみた評価、感じたメリット・デメリットも紹介しますので参考にしてください。
①:CLIP STUDIO PAINT PRO(クリップスタジオペイントプロ)
CLIP STUDIO PAINT PROは、株式会社セルシスが開発しています。
- CLIP STUDIO PAINT PRO
総合評価:★★★★★
使いやすさ:★★★★☆
機能の充実度:★★★★★
1年間は使うことを仮定すると、毎日14円節約すれば使えます。(一括払いで税込5,000円)
イラストに限らず漫画やアニメーションも作りたいすべての人
絵を仕事にしている人と同じ環境で始めたい人
このソフトを使うデメリット
- 良くも悪くも機能が多い→慣れるまで少しだけ時間が必要
- あまりにも低スペックなPCだと、動作がやや重く感じることもある
このソフトを使うメリット
- 3Dデッサン人形機能がある→ポーズを描くのが苦手でも大丈夫
- はみ出し防止機能がある→面倒な色塗りも格段に楽になる
- 自動着色機能がある→色塗りが苦手でも大丈夫
- ブラシや素材が充実していて追加も可能→自由な創作が楽しめる
- コマ割りやトーンなどの機能がそろっている→漫画制作も楽しめる
私が色々使って最終的に愛用することになった有料ペイントソフトです。
ブラシの種類や機能はどこまでも拡張できるので、「イラストを描く上でできないことはほぼ無い」と言っても過言ではありません。
利用率No.1で300万人以上が使っている圧倒的な人気を誇るペイントソフトでもあります。
迷ったらコレにしておけば失敗しません。
②:CLIP STUDIO PAINT EX(クリップスタジオペイントイーエックス)
CLIP STUDIO PAINT EXは、株式会社セルシスが開発しています。
- CLIP STUDIO PAINT EX
総合評価:★★★★★
使いやすさ:★★★★☆
機能の充実度:★★★★★
1年間は使うことを仮定すると、毎日64円節約すれば使えます。(一括払いで税込23,000円)
イラストに限らず漫画やアニメーションも作りたい人
その中でも特に、漫画を本格的に描きたい人
このソフトを使うデメリット
- 高機能なためやや高め。本格的にイラストやマンガを描きたい人向け。
このソフトを使うメリット(PROに加えて)
- セリフの一括管理ができるので、長編漫画を描くときにも便利
- ページ番号の一括設定ができるので、手動で割り振る必要がなくて便利
- 見開きページも簡単に作成できる。それも自動で結合してくれる
- 同人誌などの書籍化を支援する機能がある。製本3Dプレビューで完成形を確認できる
PROよりも漫画を描く機能に特化しています。
特に「製本プレビュー」は同人活動をする方にも本当に便利です。
紙に印刷せずにどんな感じに製本できるのかを事前把握できるのです。
なかなかこんな機能は、他のペイントソフトにはありませんね。
プラグインを追加して機能も拡張できるので、あなた好みのペイントソフトにカスタマイズできますよ。
クリスタについては別記事で詳しく解説しています。
参考»CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)の評価と感想【PROとEXの違いも解説】
有料ソフトのクリスタがなぜ圧倒的な人気を誇るのか?
上記の記事をご覧いただければ100%理解できます。
③:Painter(ペインター)
Painterは、コーレル・コーポレーションが開発しています。
- Painter
総合評価:★★★★★
使いやすさ:★★★★☆
機能の充実度:★★★★★
1年間は使うことを仮定すると、毎日151円節約すれば使えます。(一括払いで税込54,780円)
アナログに近い自然なタッチと描き心地を求める人
絵を仕事にしている人と同じ環境で始めたい人
このソフトを使うデメリット
- 低スペックなPCだと動作がやや重く感じることもある
(※最新版ではかなり改善されています) - 価格が高め。イラストレーターなど絵を仕事にするプロ向けのソフト。
このソフトを使うメリット
- アナログに近い自然なタッチと描き心地(←なかなか他にはないと思います)
- ブラシ機能が豊富→創作の幅が広がる
- 自動レタッチ機能があり、簡単に絵のタッチを変えられる
アナログに近いタッチでイラストが描けるのがこのペイントソフトの最大の特徴です。
価格は少し高めですが、本気でイラストを描くなら買って損しないソフトですよ。
④:GIMP2(ギンプ2)
GIMP2は、The GIMP Development Teamが開発しています。
- GIMP2
総合評価:★★★☆☆
使いやすさ:★★☆☆☆
機能の充実度:★★★★☆
このペイントソフトは無料で使えます。
パソコン操作に慣れていて、ある程度充実した機能を無料で求める人
フォトショップは高くて買えない人
このソフトを使うデメリット
- 起動が遅い→ちょっとした画像編集には向かない
- 動作が重い→あまりにも低スペックなPCだと厳しいかも
- UIがやや分かりにくい
- 良くも悪くも機能が多すぎる→筆者は慣れるのに1年かかりました
このソフトを使うメリット
- 変形ツールが充実している
- ブラシやペン先も充実している
- フィルター機能も充実している
簡単にこのソフトを言い表すと「フォトショップの下位互換」といったところです。
フリーソフトの中ではかなり高機能なペイントソフトですが、UIが少し分かりにくく使い勝手があまり良くないのが残念なポイントです。
⑤:FireAlpaca(ファイアアルパカ)
FireAlpacaは、株式会社ピージ―エヌが開発しています。
- FireAlpaca
総合評価:★★★☆☆
使いやすさ:★★★★☆
機能の充実度:★★★☆☆
このペイントソフトは無料で使えます。
デジタルイラストを始めたばかりで、とりあえずまずは無料で始めたい人
このソフトを使うデメリット
- 起動時に必ず広告が表示される→毎回ウィンドウを消す作業がストレスに感じてきます
- グループ化しないとレイヤーを複数選択できない
このソフトを使うメリット
- ブラシ機能が充実している
- 3Dパース機能がついていてスナップが可能
- 漫画原稿用紙のテンプレートが用意されている
私が有料ペイントソフトに買い替える前に常用していた無料ペイントソフトです。
イラストを描くうえで必要な機能は最低限そろっています。
デジタルイラストを始めたばかりの方におすすめです。
⑥:Krita(クリータ)
Kritaは、Krita財団が開発しています。
- Krita
総合評価:★★★★☆
使いやすさ:★★★☆☆
機能の充実度:★★★★☆
このペイントソフトは無料で使えます。
デジタルイラストを始めたばかりで、とりあえずまずは無料で始めたい人
このソフトを使うデメリット
- 動作がやや重い
- バグが発生しやすい
このソフトを使うメリット
- ブラシ機能が充実
- アニメーション制作機能がある
- 変形ツールも充実している
- UIが直感的で分かりやすい
日本ではあまり知られていないフリーペイントソフトです。
無料のわりに高機能で分かりやすいUIが特徴。
初心者の方にもおすすめできるペイントソフトです。
ただし、動作が重くてバグが時々発生しますが…。
⑦:ペイントツールSAI(ペイントツールサイ)
ペイントツールSAIは、SYSTEMAX Software Developmentが開発しています。
- ペイントツールSAI
総合評価:★★★☆☆
使いやすさ:★★★★☆
機能の充実度:★★☆☆☆
1年間は使うことを仮定すると、毎日16円節約すれば使えます。(1ライセンス税込5,500円)
使いやすい・シンプル・動作が軽い を求める人
このソフトを使うデメリット
- 文字入れができない→他のソフトと併用しないといけないので結構面倒
- グラデーション描画機能がない
- 円形・矩形ツールがないので、きれいな円や模様を簡単に描けない
このソフトを使うメリット
- 動作が軽い→低スペックなPCでも軽快に動くはず
- 簡単でわかりやすいUI
- 綺麗な線が引ける
かつて非常に人気だったペイントソフトです。
人気の秘密は「線画の描きやすさ」でして、他のペイントソフトよりも綺麗に線画が描けます。
線画専用として使うのはアリかもしれませんね。
⑧:AzPainter2(アズペインター2)
AzPainter2は、Azelさんが開発しています。
- AzPainter2
総合評価:★★☆☆☆
使いやすさ:★★★★☆
機能の充実度:★☆☆☆☆
このペイントソフトは無料で使えます。
使いやすい・シンプル・動作が軽い を無料で求める人
このソフトを使うデメリット
- ブラシ機能が少ない→正直イラストを描くのには向かない
- 画像サイズに4500*4500という制限がある
- テキストのセンタリングができない
このソフトを使うメリット
- 起動と動作が軽い
- テクスチャー機能も搭載されている
- 直観的で分かりやすい操作性→ちょっとした画像編集に向く
私は文字入れやトリミングなどの「画像編集」でこのソフトも使っています。
動作が軽くて編集がしやすいので、有料ペイントソフトと併用して重宝しています。
絵を描くための機能は少ないので、正直なところイラスト作成には向きません。
ペイントソフトの選び方
今回ご紹介したとおり、ペイントソフトには無料と有料のものがあります。
基本的に有料のペイントソフトのほうが機能が優れています。
しかし、無料のペイントソフトでも十分という場合もあります。
なので、あなたの利用目的に合わせて選びましょう。
- ちょっとした画像編集程度なら、無料ペイントソフトで十分です。
- 本格的にイラストを楽しみたいなら、有料ペイントソフトを使うのがオススメです。
ですが個人的な意見としては、どちらの場合でも「有料のペイントソフト」を使うことをオススメします。
というのも、無料ペイントソフトでイラスト作成をしていくうちに、下記のことを考えるようになるからです。
- 「有料ペイントソフトのあの機能があったら良いのになぁ」
- 「プロと同じペイントソフトを使えばもっと上手に描けるだろうなぁ」
- 「有料ペイントソフトに乗り換えたいけど、また使い方を覚え直さないといけなくて大変」
つまり、「最初から有料ペイントソフトを使っておけば良かった」と後悔することになるのです。
私も最初はお金がもったいないと思って、無料のペイントソフトを使っていました。
しかし、結局は有料ペイントソフトに買い変えています。
使ってみた感想として、やはり有料ペイントソフトの方が圧倒的に描きやすかったです。
あと、イラストを描く効率もめちゃくちゃ上がりました。
ペイントソフトは今後長く使っていくものです。
最初から高機能な有料ペイントソフトを使っておけば、こんな後悔はせずに済みます。
ちなみに、有料ペイントソフトの中には「無料の試用版」が用意されているものもあります。
なのでペイントソフトを選ぶ際は、一度試しに使ってみることをオススメします。
まとめ:ペイントソフトを準備してさっそくイラストを描こう!
今回は「厳選したおすすめのペイントソフト」を比較して紹介しました。
紹介した中から、あなたが使いたいペイントソフトは見つけられましたか?
イラストが描きやすいソフトで始めた方が時間と労力を損しません。
なので、サポートもついていて機能も多い、有料ペイントソフトを使えばOKです。
途中でもお伝えした通り、まずは試しに使ってみましょう!
ペイントソフトの準備ができたら、さっそくイラスト制作に取り掛かりましょう!
これからイラスト制作を始める方へ
下記記事ではイラスト制作向けパソコンの選び方を解説。
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