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Unityに必要なスペックをゲーム開発者が解説【快適に動く推奨スペックも紹介】

2023/7/5創作,ゲーム制作

Unity 必要スペック
悩んでいる人のふきだし
悩んでいる人

Unityを使ってゲームを作りたい!
でも、僕が持っているPCで動かせるのか分かりません。
なので、Unityを快適に動かすのに必要な「PCのスペック」を知りたいです。

こんなお悩みを解決します。

check 本記事の内容

  • Unityの動作環境を解説
    • Unityエディターに最低限必要なスペック
    • Unityエディターを快適に動かせる推奨スペック
  • Unity用にハイスペックPCをコスパよく手に入れる方法をご紹介

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ドッド工房の自己紹介

この記事を書いている私は、ゲーム制作歴15年目です。
今までに手がけた自作ゲームは20作品以上で、総計40万ダウンロード&プレイを突破。
ゲームコンテストでは7回以上受賞。
ゲーム制作を教える講師の仕事経験もあり、現在はインディーゲームの開発や販売をしています。

今回は、ゲームやアプリを開発できる3Dゲームエンジン「Unity」の動作環境について解説します。

Unityを使いたいと考えたとき、まず気になるのはPCのスペックですよね。

十分にスペックを満たしていないと、Unityで本格的にゲーム開発するのは困難です。
なので、どれくらいのスペックがあればUnityを動かせるのか、疑問に感じられていると思います。

そこで今回は、実際にゲームを開発している私が、Unityに必要なPCスペックについて詳しく解説します。

ちなみに、動作環境についてはUnityの公式サイトでも一応発表されています。
しかし、そこに掲載されているのは「最低限のシステム要件(最低限必要なスペック)」です。

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つまり、公式サイトに載っているのは「快適に動かせるスペック」の目安ではありません。
あくまで「なんとか動かすことはできるよ」という程度の目安なのです。

そこで、この記事では「最低限必要なスペック」に加えて、「Unityを快適に動かせる推奨スペック」もご紹介します。

さらに、Unityを始めるあなたに「ハイスペックPC」をコスパよく手に入れる方法もお伝えします。
それではご覧ください!

Unityの動作環境

Unityの動作環境

まずはUnityの動作環境について、下記の順で解説します。

  • Unityエディターに最低限必要なスペック
  • Unityエディターを快適に動かせる推奨スペック

つまり、前半はUnityの公式サイトに掲載されているスペックを分かりやすくまとめて解説。
後半はゲーム開発者の私が推奨するPCスペックをご紹介します。

では、さっそく見ていきましょう!

Unityエディターに最低限必要なスペック

Unityを動かすのに最低限必要なスペック(動作環境)は下記のとおりです。

最低要件WindowsmacOS
OS バージョンWindows 7 (SP1+)、Windows 10、Windows 11、64 ビット版のみ。Mojave 10.14+ (Intel editor)
Big Sur 11.0 (Apple silicon Editor)
CPUSSE2 命令セットをサポートする X64 アーキテクチャSSE2 命令セットをサポートする X64 アーキテクチャ (Intel 製プロセッサー)
Apple M1 以上(Apple 製シリコンベースプロセッサ)
グラフィックス APIDX10、DX11、DX12 対応のGPUMetal 対応の Intel と AMD GPU
出典:「System requirements for Unity 2022.3 – Unity マニュアル」Unity Documentation(最終閲覧:2023/07/05)

こんな感じです。

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とはいえ、公式ページに掲載されている情報だと、専門用語が多すぎて少々難解に感じますよね。
普段からパソコンを常用している方でも、イメージが湧かないと思います。

なので、各項目についてもう少し分かりやすく解説していきます。

OS(オペレーティングシステム)

結論、OS(オペレーティングシステム)は最新バージョンにしておけば、基本的に問題ありません。
つまり、あまりにも古いOSでなければ大丈夫ということです。

ただし、現時点でサポートが継続されているOSを使いましょう。
サポートが終了したOSを使うのは、「コンピュータウイルス感染」など、セキュリティ上のリスクが高いからです。

例えば、下記のOSならOKといえます。

  • Windowsなら、「Windows 10(64ビット版)」「Windows 11」。
  • macOSなら、「macOS v11(Big Sur)」「macOS v12(Monterey)」「macOS v13(Ventura)」。

したがって、Unityを動かしたいなら基本的に新しめのOSを使っておけば問題ありません。

CPU(プロセッサー)

結論、ここ数年で発売されたCPUならほぼ問題ありません。
公式ページで挙げられている「SSE2 命令セットをサポートする X64 アーキテクチャ」という条件を満たしているからです。

簡単に言うと、Windows 10(64ビット版)やWindows 11が動くPCなら大丈夫ということです。

SSE2(ストリーミングSIMD拡張命令2)に関しては、2004年以降に販売されてきたCPUはほぼ全て対応済み。
なので、この点は特に気にしなくてOKといえます。

GPU(グラフィックス)

結論、ここ数年で発売されたPCなら、基本的に問題ありません。
独立したGPUが搭載されていない「内蔵GPU」のPCでも、まず大丈夫といえます。

古いGPU(内蔵GPU)でなければ、公式ページで挙げられている「DX10、DX11、DX12 対応」という条件を満たしているからです。

実際、DX10(DirectX 10)は2006年にリリースされており、Intel HD Graphicsなどの内蔵GPUもほとんどが対応しています。
そして、ここ数年で発売されたGPUは、最新版のDX12に対応しているのが一般的です。

なので、近年に発売されたPCなら低価格帯の機種でも基本的に可。
「Unityが一応は動くGPU(内蔵GPU)が搭載されている」という認識でOKです。

Unityの必要スペックまとめ

以上が、Unityの公式ページの情報をもとに、かみ砕いて解説した動作環境(最低限必要なスペック)です。

簡単にまとめると、近年に発売されたPCならUnityは一応動くということです。
極端な話、低価格帯のノートPCでも条件を満たしていれば、Unityを一応は動かせます。

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ですが、単に「動く」というだけです。
「このスペックを満たしていれば、快適にUnityを操作できるか?」と問われると、正直に言って難しいといえます。

なのでここからは、普段からゲーム開発をしている私の経験をもとに、Unityを快適に動かせるスペックをご紹介します。

Unityエディターを快適に動かせる推奨スペック

ゲーム開発者の私が推奨する、Unity向きのPCのスペックは下記のとおりです。

OSWindows 10(64ビット版)またはWindows 11
CPU「インテル Core i5」程度以上(※第8世代以降のモデル)
または、「AMD Ryzen 5」程度以上(※第3世代以降のモデル)
GPU「NVIDIA GeForce GTX 1650」程度以上
メモリ16GB以上
ストレージSSDで480GB以上
Unityエディターを快適に動かせる推奨スペック

こんな感じです。

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これくらいのPC性能があれば、ある程度快適にUnityでゲームが作れますよ。

ここからは各項目について、もう少し掘り下げて解説していきます。

「性能の良いPCパーツを使うことで、Unityを使う上でどのようなメリットがあるのか」もお分かりいただけるようにお伝えします。

OS:Windowsが最もオススメ(コスパが良くてPCゲームの開発にも最適)

結論、OSに関してはmacOSよりもWindowsを選ぶのがオススメといえます。

なぜ、Unityを使う場合はWindowsがオススメなのか?
その理由は下記のとおりです。

  • Windowsなら高性能なPCでも安く手に入れられるから。
  • BTOパソコン(受注生産パソコン)などの選択肢の幅も広いから。
  • PCゲームを開発する場合は、基本的にユーザー数の多いWindows向けに作ることになるから。
  • スマホゲームを作りたい場合も、Androidアプリとして開発できるから。

こんな感じです。

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原則として、ゲームの動作テストはゲームを遊ぶユーザーと同じOSで実施すべきです。
なので、UnityでPCゲームを作る場合はWindowsのほうが適しています。

唯一問題となるのは、iOS向けのスマホアプリを作る場合に、Windows PCは適さないという点だけ。
App Storeでリリースするには「Xcode」というアプリを使う必要があり、macOS以外のOSには基本的にインストールできないからです。

ですが、iOSアプリのリリースに使うApp Storeは、開発者の登録料として年間99ドル(約14,300円)かかります。
対して、Androidアプリのリリースに使うGoogle Playは、1回限りの登録料のみで25ドル(約3,600円)しかかかりません。

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なので、正直に言って個人のゲーム開発者には、「iOSアプリのリリース&運用」は少々敷居が高いといえます。

厳しい現実をお伝えしますが、駆け出しのゲーム開発者だと一般的に大きなアプリ収益は望めません。
iOS用ゲームの開発に着手するのは、ある程度売上が期待できる技量になってからにすべきといえます。

以上のことから、個人ゲーム開発者がUnityを使う場合は、Windowsを選んだほうが幸せな結果になると私は考えています。

iOS向けのスマホアプリをどうしても作りたい場合は、別途iOS向けビルド専用の格安中古Macを用意するのも手段の一つです。

CPU:インテル Core i5 または Ryzen 5以上あると動作が快適になります

結論、CPUはミドルクラス以上のモデルを選ぶのがオススメです。
インテル製なら第8世代以降の「Core i5」以上で、AMD製なら第3世代以降の「Ryzen 5」以上を推奨します。

現在販売されている主流なCPUなら、「Core i5-12400」や「Ryzen 5 5600X」などがミドルクラスに該当します。

これくらいの性能のCPUがあれば、Unityを使う際のあらゆる処理・実行速度が速くなります。
つまり、CPU性能はUnityでのゲーム開発の快適さに大きく影響するのです。

なので、Unityで快適にゲームを作りたいなら、上記のようなミドルクラス以上のCPUを選ぶようにしましょう。

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ちなみに私は、Core i5よりも上位クラスの「Core i7」を使っています。
年々開発ソフトの要求スペックが上がっていくため、同じCPUで長く快適に使えるようにするためです。

CPUはできる限り妥協せず、なるべく良い性能のモデルを選んだほうが損しません。

GPU:GeForce GTX 1650以上(3Dゲーム開発者向け)

結論、GPUは「GeForce GTX 1650」以上のモデルを選ぶのがオススメ

これよりも性能の低いGPUだと、Unityで3Dオブジェクトを扱う際に描画処理が遅れたり、テクスチャが正常に表示されないことがあるからです。

また、Blenderなどで本格的に3Dモデリングをする際も、映像がスムーズに表示されないので快適に作成することができません。

ちなみに、現在販売されている主流なGPUから選ぶなら、「GeForce RTX 3060」を選ぶのがコスパが良くてオススメ。

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RTX 3060は、価格が抑えめなのにビデオメモリ(VRAM)容量が多いです。
なので、テクスチャを多用するような「高品質な3DCG」を作成する際も、ある程度安定して動作しますよ。

したがって、Unityで3Dゲームを開発したい場合は、「GeForce RTX 3060」などの「GeForce GTX 1650」以上の性能を満たした独立GPUをオススメします。

メモリ:16GB以上(RAM容量は多いほど動作が安定します)

結論、メモリ(RAM)は16GB以上は搭載することをオススメします。

メモリ容量が少ないと、Unityだけでなくあらゆるソフトの動作がカクついてしまうからです。
そして、最悪の場合はフリーズを引き起こしたり、作業中のデータがクラッシュしてしまうリスクもあるからです。

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実際、私がかつて使っていた4GBや8GBのメモリのパソコンでは、けっこう頻繁にフリーズが発生していました。
さらに、2時間分のゲーム開発データが消失したこともあり、あれは本当につらい経験でしたよ。

逆に、メモリ容量が多ければ、Unityエディターの動作が安定します。
他にも、ブラウザやCG編集ソフトなど、「複数のソフト」を立ち上げる際も動作がカクつかずに済むのです。

なので、Unityを使う場合は16GB以上のメモリを搭載したほうが失敗しません。
予算に余裕があれば、少し多めに32GBメモリを搭載しておくのもオススメです。

ストレージ:480GB以上のSSDがおすすめ(バックアップ用にHDDもあると便利)

結論、ストレージはSSDをメインで使うのがオススメ。

SSDはHDDよりもデータの読み書きが圧倒的に速いので、「Unityなどのソフトの起動」や「データの書き出し速度」もスムーズだからです。
つまり、より快適かつスピーディにUnityでゲーム開発できます。

また、SSDの容量は最低限480GBあれば大丈夫です。
SSDはHDDよりも高価な傾向にあるので、基本的に「システム」「ソフト」「開発データ」の保存に限定するのがスマートな活用の仕方です。

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「頻繁に読み込まない素材データ」や「開発データなどのバックアップ」には、別途HDDを用意して使うのがコスパ的にも良いでしょう。

HDDは大容量でも価格が安い傾向にあるので、SSDとHDDを上手に使い分けるのがオススメです。

Unity用にハイスペックPCをコスパよく手に入れる方法

コスパよく パソコンを買う方法

さいごに、Unityをこれから始めるあなたに、高性能PCをコスパよく手に入れる方法をお伝えします。

結論、ハイスペックなパソコンはBTOショップ(受注生産のPCショップ)で買うのが最もオススメ。

その理由は、要らないソフトを勝手に入れられることが基本的にないため、そのぶんお得に購入できるからです。
また、あなたの好みで構成をカスタマイズでき、Unityの利用に最適な「理想のPC」を手に入れられます。

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他にも一応、自分でPCを組み立てるという手段もあります。
しかし、正直に言って万人にオススメできる方法ではありません。

「自作PC」は、自由度が高くて組み立て作業を楽しめる反面、パーツ選びや組み立てで失敗するリスクがあります。
そして、完成したPCに対してサポートが無いに等しいので、故障した場合は基本的に自己責任です。

なので、結局のところBTOショップで買ったほうが、金銭面だけでなく「時間や労力というコスト」も少なく済み、高性能なパソコンを手軽に手に入れられます。

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とはいえ、それでもBTOショップでパソコンを選ぶとなると、けっこう時間や労力がかかるものです。
「CPUやGPUの性能」「CPUクーラーの種類」「電源の良し悪し」「価格」を比較したりと、意外と骨が折れます。

そこで今回は、あなたの代わりに私があらかじめ、「Unityの利用に向くゲーム開発用PC」を選んでみました。

下記の記事に、Unityが快適に使える「デスクトップPC」「ノートパソコン」をまとめました。
»失敗しないPCとその選び方【快適で自由な個人ゲーム制作を】

上記の記事で掲載しているPCは、すべてコスパと信頼性を重視して厳選したものです。
実際に私が使用してきた「信用できるメーカー3社」の製品の中から、時間をじっくりかけて選んでいます。

あなたのUnity用パソコンの購入に、ぜひお役立てください!