ゲーム制作の初心者が作りやすいジャンルと作りにくいジャンル
ゲームを作ってみたい。
でもどんなジャンルのゲームなら作りやすいんだろう?
初心者でも作りやすいジャンルを教えてほしい!
こんな疑問に答えます。
この記事の内容
- ゲーム制作の初心者にも作りやすいジャンル
- ゲーム制作の初心者には作りにくいジャンル
- ゲーム制作におけるジャンル選定の重要性
- 一般的に需要の高いジャンル
さて、今回は「ゲーム制作の初心者が作りやすいジャンルと作りにくいジャンル」の解説です。
まずは1作品ゲームを完成させたいですよね。
実際、ゲーム制作では1作品をしっかり完成させることが大事です。
1作品ゲームを完成させることで、「ゲームを作るコツ」や知識が獲得できるからです。
なので、まずは作りやすいジャンルから作るのをおすすめします。
ちなみにいきなり難しいジャンルから作り始めてしまうと、高確率で挫折します。
この記事を読めば、あなたが作りやすいゲームのジャンルを知ることができます!
ゲーム制作の初心者が作りやすいジャンルと作りにくいジャンル
この記事では、下記のことを解説します。
- ゲーム制作の初心者にも作りやすいジャンル
- ゲーム制作の初心者には作りにくいジャンル
- ゲーム制作におけるジャンル選定の重要性
それではさっそく解説していきます。
ゲーム制作の初心者にも作りやすいジャンル
一般的に、難しい処理の記述が少ない・作るべき素材が少なく済むジャンルです。
アドベンチャーゲーム(ADV・AVG)
アドベンチャーゲームにも色々種類があります。
その中でも作りやすいジャンルは下記のとおりです。
ノベルゲーム(ビジュアルノベル)
簡単に言うと、音楽とイラストがついた小説のようなゲームです。
文章が書ければ誰でも作れます。
音楽やイラストなどはフリー素材サイトから借りればいいからです。
処理の記述(スクリプト)も難しくありません。
- 文章を表示/非表示
- 画像を表示/非表示
- 音声を再生/停止
- 選択肢(分岐)の作成
基本的にこれだけ覚えれば作れます。
動きが少ない分、処理落ちも発生しにくいです。
操作性などにも特に気を使う必要がありません。
謎解きゲーム(脱出ゲーム)
謎を解いて進んでいくようなゲームです。
謎解きさえ作れればOKです。
素材も基本的にフリー素材を借りれば作れます。
処理の記述も難しくありません。
- 文章を表示/非表示
- 画像を表示/非表示
- 音声を再生/停止
- 選択肢(分岐)の作成
- フラグ管理
これくらいです。
ゲーム制作の初心者には作りにくいジャンル
一般的に、難しい処理の記述・作るべき素材が多くなるジャンルです。
アクションゲーム(ACT)
アクションゲームは、操作性と処理落ちに気を配らないといけません。
グラフィックに動きが必要なため、用意すべきグラフィックも大変多くなります。
動きのある素材は、フリー素材サイトには基本的に置かれていません。
なので基本的に、素材は自分で用意しないといけません。
格闘ゲーム(格ゲー)
格闘ゲームは、当たり判定や操作性など、さまざまなことを考慮しないといけません。
攻撃した際のエフェクトもつけないといけません。
ゲームプレイの快適さに影響する処理落ちにも注意しないといけません。
そして、キャラクターのグラフィックも必要になります。
格闘ゲームのキャラクターグラフィックはフリー素材で提供されている数も少ないです。
なので基本的に自分で用意しないといけません。
シミュレーションゲーム(SLG)
シミュレーションゲームは、高度なゲームの設計スキルが必要になります。
多くのパラメータを管理しないといけません。
何かアクションを起こしたら、どう変わるのかというのを設定したりします。
さまざまなアクションの組み合わせで、プレイヤーを高みへ向かわせるのです。
戦略性がある内容でないと、つまらないと感じさせてしまいます。
つまり適切なレベル設計のセンスが必須です。
シューティングゲーム(STG)
シューティングゲームは、軌道の計算や当たり判定など考慮すべきことが多いです。
敵の数も多く、攻撃時のエフェクトも多用します。
処理落ちも非常に発生しやすいので、注意して作らないといけません。
アクションゲームとしての性質も兼ねているので、操作性にも気を配らないといけません。
その他:オンラインゲーム全般
オンラインゲームは、サーバー・ネット技術に関する知識が必須です。
プレイヤーにいかにラグを少なくゲームを提供するか考慮しないといけません。
サーバーを用意するためにはそれなりに費用も必要です。
個人が作るには敷居が高いジャンルと言えるでしょう。
ゲーム制作におけるジャンル選定の重要性
ゲームにも需要のあるジャンルとないジャンルがあります。
需要のないジャンルで作ってしまうと、せっかく作ったゲームもたくさんの人には遊んでもらえません。
特にゲーム制作の初心者は、まず遊んでもらうことが大事です。
遊んでもらうことで、感想やフィードバックがもらえます。
要するに自分のゲームの問題点を確認できるのです。
問題点を確認して改善していくことで、あなたのゲーム制作スキルが向上していきます。
なので、初心者は需要のあるジャンルから作ったほうが良いでしょう。
一般的に需要の高いジャンル
一般的に需要の高いと思われるジャンルは下記のとおりです。
- アドベンチャーゲーム
- ロールプレイングゲーム
上記のように、基本的に高いプレイスキルが要求されないゲームの方が需要があります。
サラリーマン(OL)は、日中忙しく働いてきてからゲームを遊びます。
疲れた状態では難しいゲームを遊ぶ気力もわきません。
なるべく簡単に、そして手軽に遊べるジャンルの方が需要が高いのです。
ゲームを遊ぶ人は、ライトユーザーの方が想像以上に多いのです。
まとめ:ゲーム制作の初心者は作りやすいジャンルから作ろう
結論、ゲーム制作の初心者は「アドベンチャー」か「ロールプレイング」ジャンルから作るといいと思います。
まずは簡単に作れるジャンルから作って、完成させたという経験・実績を作りましょう。
その経験が、あなたの今後のゲーム制作の「モチベーションの維持」に活きてきます。
初めてゲームを作る方へ
下記の記事ではゲームの作り方を詳しく解説しました。
ゲーム制作が初心者の方は参考にしてみてください。
»ゲームの作り方【初心者向け・個人制作に必要な知識を解説】