個人ゲーム開発者の私の作業環境を公開【コスパ良く始めるゲーム制作】

2023/4/8ゲーム制作

コスパ良く始めたい方に作業環境を紹介
ドッド工房のふきだし
ドッド工房

個人ゲーム開発者である私、「ドッド工房」の作業環境をご紹介します。

これからゲーム制作を始めたいあなたの参考になれば幸いです。

article この記事の内容

  • 個人ゲーム開発者である私の作業環境を公開
    • PCの構成
    • モニター
    • ペンタブ(液タブ)
    • マウス
    • キーボード
    • イヤホン
    • ゲームパッド
    • 制作ソフト
person
この記事の筆者
運営者アイコン(ドッド工房 Atelier Dodd)
ドッド工房
ゲーム開発歴15年。ゲーム開発の講師経験あり。20作品ゲームをリリースし、50万DL&Play突破。ゲームコンテストで7回以上受賞。インディーゲームも発売。ツクールやUnity等を使用。

私はゲーム開発の作業の一環で、3DCG制作、イラスト制作、プログラミングなどをしています。

つまり、私と同等以上の作業環境を準備すれば、あなたも私と同じ作業にチャレンジできるようになります。

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ちなみに私は、自分のことをどちらかというと倹約家なほうだと思っています。

実際、「制作時にこれは無いと困るし、あったほうが絶対に良い!」というモノだけを買い揃えています。

というのも、恥ずかしながら現在の私には、経済的な余裕がそこまで無いためです。
そのため、あまり無駄遣いができません。

コスパ良くゲーム開発の作業環境を整えたい場合は、ぜひ参考にしてみてください。

必要な制作環境をお得に準備できるはずです。

私がゲーム開発に使用しているメインPCの構成

クリエイターの筆者によるPCデスク周りの紹介

私は、2019年夏に15万円以上かけて購入したゲーミングPCを使っています。

そのPCの構成は、以下のとおりです。

OSWindows 11
CPU第9世代インテル Core i7 プロセッサー
グラフィックスGeForce GTX 1660 Ti
メモリ16GB (8GB×2) DDR4-2666
ストレージ500GB M.2 SSD + 500GB HDD
私がゲーム開発に使用しているメインPCの構成

一応、UnityやBlenderで3DCGを扱うので、独立GPUを搭載したPCを使っています。

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実際のところ、私は2Dゲームの開発がメインなので、このスペックで特に不便はしていません。

RPGツクールMV、Unity、UE4などは、このPCで問題なく動作しています。

リアル志向の3Dゲームをメインで作らないなら、これくらいの性能で必要十分といえます。

ちなみに現在なら、15万円もあればもっと高性能なPCを買えます。

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CPUやGPUの性能は、この数年で飛躍的に向上していますからね。

以下の記事で、ゲーム開発用におすすめのPCを紹介しています。
»ゲーム開発におすすめのPCを厳選【必要なスペックと選び方も解説】

コスパとメーカーの信頼性を重視してピックアップしたPCを掲載中。

パソコンの購入時はぜひ参考にしてください。

私が制作作業時に常用しているモニター

私は現在、2022年1月に26,000円くらいで購入した、ASUSのゲーミングモニターを使っています。

以下の製品です。

製品名ASUS TUF GAMING VG249Q1A-J
サイズ23.8インチ
解像度フルHD(1,920×1,080)
パネル種別IPS、非光沢
リフレッシュレート165Hz
応答速度1ms
色域NTSC 72%
私が制作作業時に常用しているモニターの仕様

以前からASUSのノートPCを所有しており、こちらのモニターもデザインが好みだったので購入。

高リフレッシュレートのおかげで、ページのスクロール時やカーソル移動の映像表示がなめらか。

IPSパネルで発色も悪くなく、長時間のゲーム制作時も目の疲れを感じにくいです。

現在も故障することなく快適に使えています。

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実際、この記事もこのモニターの画面を見ながら書いています。

ちなみに現在なら、2.6万円もあればもっと良いモニターを買えます。

ブランドにこだわらなければ、もっと高画質なWQHDモニターも購入可能です。

以下の記事で、クリエイター向けのモニターを紹介しています。

こちらも参考にどうぞ。
»クリエイター向けおすすめモニター9選【イラストやゲーム制作に最適!】

私がゲームイラストを描く際に愛用しているペンタブ

現在、私はイラストや2DCGを描く際、以下の液タブを使用しています。

HUIONの少し大きめの液タブです。

製品名Kamvas GT-191
画面サイズ19.5インチ
解像度フルHD(1,920×1,080)
筆圧レベル8192 レベル
傾き検知非対応
フルラミネーション加工なし
色域NTSC 72%
ショートカットキー非搭載
私がゲームイラストを描く際に愛用しているペンタブの仕様

2019年9月に35,000円くらいで購入。
現在も故障することなく快適に使用できています。

安くて大きめの液タブが欲しかったので、コスパ面ではおおむね満足しています。

強いて不満点を挙げるなら、ショートカットキーが欲しかったことくらいです。

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ちなみに以前までは、ワコムの板タブを使っていました。

板タブに比べれば、明らかに快適に描けていると実感しています。

これから買うなら、やはり液タブのほうが個人的にはおすすめですね。

ちなみに、ペンタブに関してもまとめた記事があります。

こちらも参考にどうぞ。
»おすすめのペンタブ・液タブまとめ【初心者でも使いやすい製品で厳選】

私がPC作業全般で愛用しているマウス

私はロジクール製のマウスを3つ所有しています。

G502 HERO、G703h LIGHTSPEED HERO、G300Srです。

その中でも特に、G502 HEROをPC作業全般で愛用しています。
以下の有線モデルです。

控えめに言っても、このマウスの使い心地は最高です。

このマウスを使い始めてから、あらゆるPC作業がはかどっています。

プログラムボタンが多く搭載されており、マクロをたくさん割り当てられるからです。

つまり、複雑な操作をボタンに登録して、面倒な操作を簡略化できます。

また、長時間使用しても手や指がほとんど疲れません。

マウス形状の右手へのフィット感やクリック感が良く、センサーも優秀でカーソル飛びが起きないからです。

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もし今使っているのが壊れたとしても、間違いなく次もG502を買うと思います。

それくらいに気に入っています。

この快適さを知ってしまうと、もう格安マウスには戻れないと言っても過言ではありません。

私がPC作業全般で使用しているキーボード

私は現在、PC作業全般でメカニカルキーボードを使用しています。

以下のとおり、iCleverのG07というフルサイズキーボードです。

以前までは、ロジクールのメカニカルキーボードG910rを愛用していました。

しかし、チャタリングが頻発するようになり、何度か自己修理もしましたがさすがに限界に。

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そこで、2024年10月にこのG07に買い換えたという次第です。

半年以上使った感想としては、格安ながら使い勝手の良いメカニカルキーボードであると評価しています。

特に、カスタマイズキーが4つ搭載されている点が高評価ポイントです。

複雑な操作をキーに登録して活用できるので非常に便利。

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でも可能なら、G910rのように左側にカスタマイズキーがついているほうが嬉しいのですけどね。

そのほうが、右手でマウスを持ちながら、左手でカスタマイズキーを操作できるためです。

しかし、格安キーボードなのであまり贅沢は言えません。

あくまで私一個人の意見ですが、メンブレンのキーボードよりはコレを使ったほうが良いです。

赤軸のわりにタイピング音は少し大きめですが、使いやすくておすすめのキーボードです。

初めてのメカニカルキーボードにも最適といえます。

私がゲーム制作時にサウンドチェックで愛用しているイヤホン

私は現在、PC作業時(特にゲーム制作時)には、ゼンハイザーのIE 100 PROを愛用しています。

以下のイヤホンです。

以前まではシュアのSE215SPEを使っていました。

しかし、保証期間が過ぎて間もなくして壊れてしまったので、2024年7月にこちらのIE 100 PROに買い換えました。

使っている感想としては、音質とつけ心地ともに非常に満足しています。

モニタリングイヤホンということもあり、細かな音まで鮮明に聴こえます。

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個人的には、SE215SPEよりも高音質に感じます。
バランスが良くて非常に好みの音質です。

格安イヤホンだと変にチューニングがされていて、正確な音を聴くことが難しい場合が多いです。

でも、このイヤモニなら大丈夫。

自作ゲームに使うBGMやSEの編集、音を使ったゲーム演出の制作にも役立っています。

音の表現を重視してゲーム開発したい方には、このイヤホンは特におすすめ。

私が自作ゲームのテストプレイで使用しているゲームパッド

私はゲームのテストプレイをする際、以下のゲームパッドを使っています。

GameSirのT4 Proというゲーム用コントローラーです。

2022年春に「安いけどなかなか使えるぞ」という評判を見て買いました。

実際に使ってみたら評判通りの製品で、現在でも壊れることなく快適に使えています。

有線接続だけでなくワイヤレス接続ができる点が便利です。

ワイヤレスで使用する際は、付属のドングルで無線接続するか、Bluetooth接続のどちらかを選べます。

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ちなみに私は、動作が割と安定しているドングル接続でよく使用しています。

ゲーム開発では、ゲームのテストプレイをすることも重要な作業のひとつです。

キーボードで遊ばないユーザーのためにも、ゲームパッドでもテストプレイを実施しましょう。

PCに接続できるゲームコントローラーが無ければ、このゲームパッドは高コスパでおすすめです。

私がゲーム開発に使用している制作ソフト

私はゲーム開発では、以下のような制作ソフトを使用しています。

  • ゲームエンジン
  • ペイントソフト
  • 画像編集ソフト
  • 3Dモデリングソフト
  • 動画編集ソフト
  • 音声編集ソフト
  • 動画や音声の変換ソフト など

ゲーム制作は、Unityなどのゲームエンジンの使用だけで完結するわけではありません。

グラフィックや音声、ムービーといったアセットの制作も必要だからです。

上記の具体的なソフト名など、詳しくは以下の記事にまとめています。
»私が創作活動に使っている実用的なツール【おすすめソフト】

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実際に私が、ゲーム開発でも使用している便利で使いやすいソフトです。

あなたのゲーム制作でもきっと役立つことでしょう。

まとめ:快適な作業環境でゲーム開発にチャレンジしよう!

作業環境を整えて快適で自由な創作活動を!

今回は、私(ドッド工房)の作業環境をご紹介しました。

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私は現在、前述の作業環境で個人ゲーム制作に取り組んでいます。

どれもゲーム開発に必要十分な性能があり、快適に使用できています。

あなたも私と同等またはこれ以上の作業環境を用意すれば、快適にゲーム開発に取り組めますよ。

これからゲーム制作にチャレンジする方も、ぜひ参考にしてみてください。

あなたのやりたいことが自由に実現できる、快適な作業環境を整えましょう!